シェアドッグスクール

https://www.sharedogschool.com/

団体の活動について

岩原さんが代表を務める、NPO法人 シェアドッグスクール。2013年1月に開設し、“犬を通じたふれあいの場”の企画運営を通して、地域と犬と子供の支援を行っています。

現代の子供は命を実感する機会や、生死を知る場面が少ないと言われる中で、学校教育の現場でも着目される、動物介在教育の実現を形にしています。

岩原さんにお聞きしました

事業化したきっかけは子供たちから
岩原さんは2011年東日本大震災の後、夏休みに現地の子供たちと犬と一緒にキャンプにいく企画をしました。

当時、外でなかなか遊べなかったり、心身ともに傷ついた子供たちが、自然や犬と接する中で笑顔を見せてくれたといいます。犬を介して人と人がつながる、心がほどけていくことに未来を感じて、本腰をいれて事業化をしていこうと決めました。
今だからこそ求められる“ふれあいの場”
シェアドッグスクールは、お散歩の仕方や、犬が嬉しいことや嫌がることなども、地域の講習会やふれあいの場を通して伝えていきます。今まで犬と参加する運動会も開催もしてきました。

新型コロナウィルスの影響で一時はすべての活動を中止したこともありました。

しかし地域の方の「こんな時だからこそ、来てくれませんか?」という声に、再び感染症対策をしながら活動を再開。「求められているんだから。」それが岩原さんの溢れるバイタリティとなっています。

「活動の中で、子供たちに会いに行くと“わんちゃん”と最初はおそるおそる近づいてくる程度。それが帰りがけになると“ほわちゃん(犬の名前)また来てね!”と、なでたりしてくれます。この“愛着”をもつことが、生への実感となり、子供の成長には重要なんです。」
嬉しいエピソードも紹介してくれました。「以前、中学生の女の子が“犬のことを教えてほしい”と、当時飼っていた犬とシェアドッグスクールのボランティア講習を受けにきました。

数年を経て、なんと今彼女はシェアドッグスクールのスタッフとして、今度は教える立場で活躍してくれているんです。」

岩原さんの活動が継続する理由の一つに、想いのあるスタッフの方々の存在を感じずにはいられませんでした。
犬の存在に助けられているのは私
お父様がペット関連の事業をしていたこともあり、動物との生活は幼い頃から身近にあった岩原さん。現在はシェアドックスクールとして、年間200名の子供たちに、運動会や体験会、講習会を通して犬とのふれあいの場を提供しています。

スタッフに岩原さんの印象を聞いてみると“いつも人と犬の中心にいる人”という答えが返ってきました。「人が好き、犬が好き。求められている限り、喜んでもらえる限り、生きている限り、この活動は続けていきます!犬の存在に助けられているのは私。

次の5年で2000名の子供たちに体験してもらうことが目標なんです。」その核となるコーディネーターとして岩原さんは、人と犬と地域の輪を作り続けていきます。
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